伊達市民センターで開かれたシンポジュウム前段は浪江町長の馬場有さんの話に続いて倉林明子参議院議員の国会報告が行われました。馬場町長は原発事故から4年2か月、全町避難が続いている浪江町の現状に触れながら、賠償問題に絞って話をされました。原発事故によって受けた町民の塗炭の苦しみを思う気持ちがひしとつたわってくる話でした。
町が代理人となってADRに申し立てを行いました。東京電力は私たちに謝罪さえしていない。、①ご迷惑をかけたと町民に謝罪せよ②汚された町を元に戻してくれ、そのために除染をし、その費用も加害者が持つ。③財産をすべて失ってしまった。それに対してどのように保証をしてくれるのか。この3点を要求していることなど語りました。最近の東電はモンスターのよう。大変な相手にしっかり戦っていく。と述べ、時間が足りない状況でした。
倉林明子参議院議員は保原に来るのは初めてです。国会での賠償打ち切り問題など大変わかりやすく歯切れよく報告をしました。