11月2日(木)伊達市茶臼の郷で福祉避難所の開所の避難訓練が行われ、大橋さおりさんと参加しました。
東日本大震災の時に福島県では1か所も福祉避難所が開設されませんでした。障害のある人が避難所に行っても、車いすから降りることもできずに、乗ったままで体を休めることができなかったことや、避難した体育館でパニックになってしまって、出ていってほしいといわれ、どこにも避難できなかったことや、普段、柔らかいものしか食べることができない障がい者がおにぎりを渡されても食べることができなかったなど、障がいのある人や高齢者など要支援者が避難できる福祉避難所が必要なことを私も県議会で取り上げてきました。福祉避難所の指定は各市町村で進んできましたが、問題はいざという時に機能できるようにする訓練が必要です。県北障害者団体連絡協議会が昨年福島市で行われ、今年は伊達市で行われるというので視察に行きました。開所するために場所の水道やガス、電気などの点検から始まります。当日は車いすの障がい者と知的障がい者が避難者となって訓練を行いました。避難訓練の重要性が実感できた体験でした。