あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

原発事故から7年9か月―防災備蓄倉庫など震災の教訓をつなぐ相馬市を視察

 11月22日(木)保原町身体障がい者福祉会の歩行訓練で「震災の教訓をつないでいく」相馬市の復興を視察しました。東日本大震災原発事故によって壊滅的な被害を受けた松川浦漁港の復興状況を見ながら相馬市伝承鎮魂記念館を訪れ、震災当時の画像を見ながら、語り部の話を聞きました。相馬市では避難誘導に当たった30代、40代の若い消防の方たち10名を含む、458名が犠牲になりました。犠牲になられた方たちの鎮魂の場でもあり、大震災によって失われた相馬市の原風景を後世に残していくことを目的に建設された記念館でした。

 「伊達市にもこういうのが必要だよね」と参加者が口をそろえて見学したのが「防災備蓄倉庫」でした。相馬市の皆さんが3日間は耐えられる飲料水や食料、毛布、布団、バッテリーや組み立てできる軽いアルミ素材を使ったリヤカーなどが備えられていました。昼食には浜ならではのおいしい煮魚がだされ、その大きさにも大満足の「歩行訓練」となりました。

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