あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

モニタリングポスト(放射線監視装置)の撤去説明会で反対の声噴出

 原発事故から7年半になりました。放射線を測るモニタリングポストが学校や幼稚園・保育園、公園や市役所など県内2974台設置されていますが、原子力規制庁はその内約2400台を撤去する方針です。撤去方針の住民説明会が始まっています。

 私は福島市の説明会に出席しました。372か所を2か所のみ残してすべて撤去の計画です。「においも色もない放射能を測って確認することが安心につながる。撤去はすべきではない」「今、なぜ撤去なのか。原発廃炉完了まで置いてほしい」など、次々と反対の声が上がりました。設置数を増やすとも減らすことは責任放棄であり、無責任です。

 伊達市長は「撤去は時期尚早」と表明していますが、規制庁の説明会開催を求めていきます。

 

手をつなぐ親の会「きぼうの集い」、今年は霊山こどもの村で開催

 9月1日(土)障がいを持つ子どもさんの親さんたちが子どもと一緒に交流を重ねてきた「きぼうの集い」が今年は霊山子どもの村で開かれました。10時から開会になり、参加者が2班に分かれて、トランスパレットに取り組みました。私も一緒に老が塗られたいろいろな色彩の神を切ったり、ちぎったりして作品を作りました。発想が豊かに浮かばずに、手前にあった白い紙で、家を作ってみました。山と空の雄大なところを表現したいと思いましたが、気に入った色がなく、動きのある紙を張り付けてみました。みんなで窓に作品を張りだしましたが、何事も取り掛かる面白さを体験させてもらいました。あべ県議と話できる機会になってよかったと父母の方に言葉をかけていただきました。一緒に参加する機会は大切だと改めて思いました。

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暮らしと生業の復興へ各分野の切実な要望です―今年の日本共産党要望聴取会

 9月3日(月)各会派の要望聴取会が開かれ、日本共産党県議団は5人そろって、各分野の要望

を伺いました。いずれも切実な要望です。県政に反映できるよう内容を深めて、取り組んでまいります。社会福祉協議会や難病団体連絡協議会・腎臓病協議会・聴覚障がい者協議会など福祉の分野では国も県も全体予算が増えない中で、片方を要望すれば、片方が削られるというような矛盾の実態や障がいを抱える児童が増えている中で、「児童心理治療施設」の早期設置など切実な課題での要望ばかりです。

 学童クラブや福島に夜間中学をつくる会の要望、本県の林業振興や農業振興への要望と次々と各団体の皆さんの要望を受けました。

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若者や女性が活躍できる社会への支援策は共通する切実な課題ー北海道・東北六県議会研究交流大会

 8月31日(金)山形市で北海道・東北6県議会議員研究交流大会が開かれました。日本共産党県議団からは私と宮本(福島選出)宮川(いわき)の3人が参加し、私は第2分科会「若者や女性が活躍できる環境の整備について」に出席しました。

 各道・県からの取り組みについて発表がありましたが、現在の若者や女性が置かれている環境状況は非常に厳しいものがあるということが見えてくるものした。

 今回初めて、宮城県青森県から若者のひきこもり支援についての報告がありました。北海道では270ある市町村の内、154市町村で子どもを産む分娩可能な医療機関がないこと、分娩可能な医療機関までの距離が50KM以上の市町村が48市町村で、妊産婦の負担や不安を軽減する取り組みが切実であることが報告されました。産科の医者がいなくなって子どもを産めるところが無くなっている問題は宮城県からも発言がありましたがわが県でも、共通する切実な問題であることが浮き彫りになりました。

 東北で主要な産業である農業分野でも若い人たちの後継者がいなくなっていて、切実な課題であること。若者の不安定雇用が多くなっている事も国の政策の問題であること等、私の発言と共通する意見も出されました。私は中山間地域で地域の力で有機の里づくりに取り組んでいる二本松市東和町の活動を紹介しました。

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  参加者の北海道の佐藤弘美道議、秋田の加賀谷千鶴子県議と一緒に。