7月12日(水)午後2時から川俣町役場で開会されました。4月25日
10月10日に判決を迎える「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟の勝利へ力を合わせましょう
「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟に取り組んできたこの裁判はどのような裁判なのか、改めて原点に立ち、総括を行い、今後の方向を意思統一する総会が7月9日(日)福島市ラコバで開かれました。
この4年間、裁判での35名の原告の意見陳述はじめ、専門家の証言、現地検証、追加提訴などの取り組みを進めてきました。10月10日の判決を前に福島原発訴訟の目的を確認しました。
獲得目標
①国・東京電力は重大な過失責任を追う加害者として、すべての被害者に真摯に謝罪を
②被害切り捨ての「中間指針」を乗り越え被害の実態に応じた賠償を誠実に行い
③国と東京電力の責任と負担による、生活と生業の再建と健康を守る施策を実施させ
④福島の被害を教訓として損害賠償では回復することができない被害が生じる原発の稼働の停止と廃炉を。
二度と原発事故を起こすな!すべての原子炉を速やかに廃炉とせよ!
全国で30近い裁判が戦われていますが、それらにも大きな影響をあたえるものとなり、原告約4千名の最大規模の裁判です。
判決の内容によっては控訴させない素早い戦いと、控訴を行ってのさらなる戦いも予想されますが、最後まで戦い抜くことを確認しました。弁護団代表の安田純治弁護士は「42年前の第二原発許可取り消しの裁判の時と比べ、明るく、先が見える闘い、あの時から見れば、大きな前進、考え深い」と語りました。
青年会議所第47回福島ブロック大会INだて式典
7月8、9日の二日間にわたって、だて青年会議所の第47回福島大会の記念行事が取り組まれました。伊達ふるさと会館で開かれた式典に参加しました。
漁で生きる新地町の漁師たちの心意気、受け止めました。
7月7日(金)午後7時の最終上映に何とか間に合いました。東日本大震災の時に、漁師たちは沖に船を出して多くの船を守りました。しかし、原発事故による操業停止の日々、がれき撤去などの仕事をつなぎながら海に出る日を待つ。新地町で代々つながれてきた漁師の暮らし、会話のはしばしに、飾り気なく、伝わってくる暮らしぶり、「安波祭」の様子、汚染水対策をめぐる国、東電との交渉シーンは迫力ある勢いで迫ってきます。汚染水を海に流すことに抵抗する会長の怒りの声、「原発事故からまだ3年、これから復興へ、事故収束へ何年かかるかわからないのに放射能汚染水を海に流し、海を汚すなんて何を考えているのか。承知できない。」「もっともだ!」
原発事故から3年半の漁師たちの記録、「復興」を問いかけています。
最終上映が終わって、思いがけず、監督の話、舞台挨拶がありました。1983年生まれの若い監督です。東日本大震災から4年半かけて映画「新地町の漁師たち」を完成させて、初監督の作品で第3回グリーンイメージ国際環境映画祭でグランプリを受賞しました。