4月24日投票で行われた全国注目の北海道5区衆議院補欠選挙で、無所属の野党統一候補池田まきさんは12万3517票を獲得し、当選した自民党公認・公明党推薦の和田義明氏に約1万2千票に迫りました。当選できなかったことは残念ですが、市民と野党が共闘して取り組んだ新しい道を開いた選挙、今後に生きる経験を積んだ選挙といえるのではないでしょうか。この闘いから教訓を引きだし、参議院選挙で大きな結果をつくりだそうではありませんか。
もともと北海道5区の衆議院補欠選挙は自民党の大御所、町村信孝前衆議院議長の死去に伴う選挙で、弔い選挙。娘婿の和田氏が圧勝と言われていた選挙です。そこに市民と野党が統一して池田候補を擁立して戦った日本の歴史上初めての選挙です。
「安保関連法に反対するママの会」やシールズの若者たちなど色々な立場の人たちが「選挙に行こう」「選挙で政治を変えよう」「戦争法、福祉、雇用、原発など私たちの命や未来に政治がどう向き合うのか問われています」と訴えました。ピンク色の上り旗に「ふつうの人から豊かになろう」と書かれています。市民と野党が力を合わせると政治は変えられる。動き始めています。この流れをさらに強めて参議院選挙で平和を選び取りましょう。