あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

原発推進の安倍政権に対峙が求められる内堀県政、子育てしやすい県、健康長寿の県、再生エネさきがけの地を目指す福島の原点が問われます。

 6月21日から7月8日までの日程で6月県議会が開かれています。

 原発事故から8年目を迎えた福島県民の暮らしと生業の復興に向けてどうあるべきかが原点から問われています。また、これから50年ともいわれる事故原発廃炉に向けて、着実な取り組みが求められています。

 目立っているのは採算が見えないロボットテストフィールドや福島医療機器開発支援センターなど福島イノベーションコースト構想関連には年間700億もの予算が組まれますが、子育て支援や教育、介護など県民の暮らしに密着しているところは相変わらず、全国最下位クラスを続けています。原発事故によって一層深刻になっています。

 日本共産党県議団は宮本県議が代表質問、宮川県議が一般質問に立ち、それぞれの常任委員会で県民の声を代弁して奮闘しています。

 賠償や住宅支援打ち切りなど原発事故はもう終わったことにして原発再稼働を進める安倍政権に対峙することが求められていますが、内堀知事は全国の原発再稼働にももの言わぬ態度を取り続けています。

 福島県児童虐待件数で前年対比1.81倍、956件と増加率が日本一、介護保険料は日本一高い、介護職員の充足率予測は74.1%と全国で最も低いなどの現状です。

福島県復興の目標、〇日本一子育てしやすい県〇長生きできる健康長寿の県〇再生可能エネルギーさきがけの地をめざして、思い切った対策が求められています。復興の在り方はなによりも人が安心して暮らせることではないでしょうか。