あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

浪江町前町長馬場有さん、本当にご苦労様でした。

 7月3日(火)浪江町前町長の馬場有さんの葬儀が南相馬市で行われました。私たち土木常任委員会はちょうど現地調査で南相馬市に行きました。葬儀の会場を遠くから拝見しました。心からご冥福をお祈りいたします。原発事故後、何度か馬場さんの講演を聞きました。原発事故直後、放射能の汚染状況を示すスピーデーの開示もされず、原発の状況についてもどこからも伝わらない中で、他町が避難をしていることをテレビで知り、「原発から遠くへ避難を」と指示を出し、浪江の津島に役場機能も移動した。ところが放射線量の高いところへ、高いところへと避難の指示を出してしまい、町民を被ばくさせてしまった。ここのところに来ると、馬場町長は決まって声を詰まらせ、目頭に光るものがありました。聞きながら、その苦しい胸の内が伝わってきました。馬場町長は町民の皆さんの想いに寄り添い、原発事故からの町民の復興に向けて、東電、国にしっかり対峙してきました。本当に大変であったと思います。私たちも馬場町長の頑張りに力をいただいてきました。ご苦労様でした。心からご冥福をお祈りいたします。