「慰安婦問題」慰安婦という言葉は日本軍から見てる言葉であって、より正確には「日本軍性奴隷制度被害女性」という説明にはなるほどそうだとうなずけました。
92歳になるハルモニが自分の体験を語ってくれました。
被害に会い、勇気をもって名乗り出た女性たちが暮らす「ナヌムの家」、高齢になって亡くなる方も多く現在、そこで暮らしている女性は6人になっていましたが、一人の方の話を聞くことができました。10代の女性たちが連れてこられて性奴隷にさせられた、その事実はあまりにもつらく、ハルモニの話を聞きながら涙が流れて仕方がありませんでした。「私たちは私たちが経験したことだけを語っているのです。自分たちが金を稼ぎに行っていたなら私たちは日本に謝罪を求めたりしない。私たちは政府に謝罪を求めていて、国民には求めていない。私たちが謝罪を受けられるようにしてください。皆さんが安倍を変えてください。私のような被害を受けたことをしないようにしてください。戦争のない、平和な社会をつくってほしい」
私たちはその思いをしっかり受けとめました。こんな苦しみ、悲しみを繰り返させない。