あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

野党と市民の共闘で安倍政権を倒し、野党連合政権へ、強く大きな党建設を 日本共産党第65回県党会議

  2月11日(土)日本共産党第27回大会の決定を受けて、福島県党の方針を決め、役員を選出する検討会議が行われました。昨年の参議院選挙を野党共闘で闘ったましこ輝彦参議院議員のメッセージが読み上げられました。

 全国各地の都道府県党会議に民進、自由、社民の野党各党が初めて参加し、連帯のあいさつをするところが相次ぎ、注目を集めています。岩手県党会議には達増拓也知事が初めて出席し、「野党には違いもあるが、政策で一致して総選挙を戦えば、国民の願いに応える政治に変えられる。」とあいさつをしました。

 福島県党会議では原発事故で苦しむ福島県から国会で大奮闘のいわぶち友参議院議員に続いて、東北比例代表で高橋議員に続いて二人目をめざすふなやま由美衆院比例東北ブロック候補が決意表明をしました。ふなやま由美衆院比例候補仙台市議現在4期目で宮城厚生協会で保健師・看護師・ケアマネージャーとして勤務してきました。あぶくまのハイジと呼ばれています。次に挨拶をした高橋ちづこ衆議院議員は東北の命綱として、国会でも重鎮としてのなくてはならない活躍です。

 原発事故から丸6年を迎える福島県です。「原発放射能はコントロールされている」などと世界に向かって平気でうそをつき、大企業のもうけ優先、アメリカ言いなりで国民を苦しめる安倍暴走政治を転換するために、日本共産党をもっと、大きく強くし、選挙で勝利をしようと決意を固めあいました。

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平成28年度(第47回)向川原大字会総会

 2月5日(日)第47回梁川町向川原大字会総会が開かれました。毎年、来賓に自民党亀岡偉民衆議院議員、県議は自民党佐藤金正県議、民進党亀岡義尚県議、共産党の私阿部裕美子の三人がそろいます。それぞれ挨拶を述べます。今年は佐藤金正県議が2月26日投票の川俣町長選挙に出馬の予定で欠席となりました。三党のそれぞれの考えが語られ、会場からの質問や意見も大変活発な総会です。亀岡衆議院議員は「オリンピックを必ず福島県に持ってこれるよう頑張る」の話でした。私は県政の課題、原発事故以来の現状を語り、日本にこの間現れていることは大企業の利益が膨れ上がり、中間層が落ち込み、年収200万円以下の世帯が増え貧困世帯が増えている。世界にはいろいろな国がある。資本主義の社会であっても、医療費は無料、教育費は無料、基礎年金が確立している国がある。日本は戦後72年、これから安倍内閣○は日本をどの方向にかじ取りしようとしているのかしっかり見極めて、判断していかなければならない大事な時を迎えている。安心して生きていける社会にするために頑張ります。今年もよろしくお願いします。

外は寒く、少し雪が残っていました。

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避難指示で避難した人も、自主的に避難した人も、原発事故が原因です。自ら望まない生活を強いられて、6年経ったと追い出しですか。

 1月2日(木)原発事故被害者団体連絡会(略称、ひだんれん)は自主避難者の住宅支援が3月末で打ち切られるという切迫した問題で、住宅の無償提供継続を求める県交渉を行いました。

 政府と福島県は、避難指示区域外から避難する「自主避難者」への住宅無償提供を3月末で打ち切ろうとしています。その後県独自の支援策に切り替えるとしていますが、県の支援策は平成29年4月から2年間とし、1年目は家賃の2分の1(1月最大3万円)2年目は(1月最大2万円)とし、収入要件や妊婦・子ども世帯対象など限られた支援策です。打ち切りの対象となる自主避難者は県内外で12,436世帯(約2万6千人)です。郡山市仮設住宅に避難している川内村の自治会長さんは「この仮説にいる人たちは医療難民の人たちが多い。老夫婦のAさんは週3日、人工透析を受けている。夫は避難中にがんで胃をすべて摘出、何度も運転しての病院通いでは体が参ってしまう。川内村に帰るのは死にに行くようなもの。」と語ります。「原発はこれからどうなるのか、放射能の不安も消えません。」「川内は踏んだり蹴ったりだよ。賠償はもらえず、地域のきずなは断たれて、、」

 県内外、全国73の自治体が「住宅支援を継続すべき」との意見書を採択しています。

 東京から駆けつけてきた避難者は「県知事が出てきて、直接この切実な叫びを聞いてほしい」と訴えました。避難指示で避難をした人も、自主避難をした人も望まぬ暮らしを強いられているのは原発事故が原因です。まだ6年です。一人一人の生活再建に東電も国、県も責任を取るべきです。住宅追い出しは許されません。

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だて青年会議所新年会

 2月1日(水)公益社団法人だて青年会議所の新年会が行われました。伊達町の創作太鼓で開幕、県内各地の青年会議所の役員の皆さんも参加をして、親しく懇親しました。新理事長阿部信吾さんの見事なスピーチでした。私がもし、挨拶に立つことができれば、社会がいろいろと変化の時代を迎えている中で、変わらずに大事にしたいものは「平和と命」。これを守り抜きたい。格差社会の中で、大変な時は助けてといえる社会であればいい、背伸びをしなくても、無理をしなくてもいいではないか。弱い者をいじめるのではなく、手を差し伸べあえる社会にしたい。知恵あるものは知恵を、時間のあるものは時間を、金あるものは金を、お互いに支えあえる社会をご一緒に造りましょう。

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3.11以後の映画~直後から現在まで。そして”5年後の作家たち”の時代~

 1月31日(火)第105回福島復興支援フォーラムはフォーラム福島支配人の阿部泰宏さんから映画の紹介と、大変興味のある話を聞かせてもらいました。原発事故後、映画館をやめるしかないかと思ったそうですが、再開の時にドラえもんを上映したことやその後、原発にかかわる映画をたくさん上映しています。身近に見たい映画を見ることができる環境にあることはとてもありがたいことです。会津若松の方は映画を見るには米沢か郡山市まで行かなければならないと言っていました。いろんなことを学べる見たい映画たくさんあります。時間を見つけて見逃さないように頑張ろうと思いました。

  原発事故後考えさせられたこととして、放射能被曝の問題とかそれぞれ考えの違いがいろいろあっても相手の考えを認め合えることが大切ではないか」との話は私も同感でした。

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沖縄と福島の連帯、自分たちの地域のことは自分たちで決める。この民主主義の力がこの国をよみがえらせることになるのではないか。

 生業を返せ、地域を返せ!福島原発訴訟第3回期日が1月30日(月)に行われました。私は音楽堂で行われた元内閣総理大臣鳩山由紀夫さんの講演会に参加しました。

 昨夜沖縄から戻ってきた鳩山さんは沖縄と福島の皆さんが連帯して頑張る力、自分たちの地域のことは自分たちで決めるという民主主義の原点がこの国をよみがえらせることになるのではないかと述べました。現地を見なければ真実の姿はわからない。現場を見ればよく見えてくる。沖縄でオスプレイが墜落した現場を見れば、海岸から10メートルのところに不時着などできないことは明らか。オスプレイは炭素繊維でできている。体に良くないものを日本に飛ばしていいのかも心配。

 私は沖縄で失敗しました。大変悪いことをしたと思っていたと率直に話し、松代大本営が完成するまで沖縄の人たちが犠牲にされた沖縄戦の関係についても語りました。沖縄も福島も政府から無視されている。オリンピックどころではない。今週発行のサンデー毎日の記事を示しながら、米軍と日本の官僚が月に2回秘密の合同会議を開いていたことなどを紹介しました。政府は大きな問題などでしばしばうそをついていることは残念でなりません。民主主義を守っている良心的な人々、自己決定権、住民自治こそ、この国の未来を明るいものにすることができると繰り返し、強調しました。

 膝をついて質問者の目線で語る姿などに人柄がにじみ出ていました。

 いよいよ次回3月21日(火)が結審の見込みです。前日は全国の支援も得て集会を開き、当日の裁判所までのデモ行進は千人を目標に福島の心意気を示し、成功させましょう。

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民商新春の集いでも、紐の手品をお披露目、成功

 1月29日(日)福島民商”新春の集い”が開かれました。渡辺さんのギター演奏あり、橘さんの尺八演奏あり、高橋さんのアコーデオン伴奏で歌ありとにぎやかに今年の決意を固めあいました。私は小林長野県議に教わった「資本主義の格差をただす紐手品」をお披露目しました。

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