あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

北海道・東北六県議会議員研究交流大会

 8月30日(水)秋田ビューホテルを会場に北海道東北六県議員研究交流大会が開かれました。開会あいさつに立った秋田県議会議長、来賓挨拶の秋田県知事も冒頭に北朝鮮の核ミサイル発射に触れて、遺憾の意を語りました。前日の29日、北海道・東北六県の議長会議開閉会後記者会見が行われたとのことです。基調講演は株式会社わらび座代表取締役社長の山川龍巳氏が「地域力とリージヨナルシアターの役割」について語りました。歌って踊れる社長ですとの自己紹介で始まり、原太郎さんらが東京から秋田の地に拠点をつくり、わらび座の活動に取り組んできた歴史を紹介しながら、どのような考えで演劇と観光をつなぐなどの多角的な取り組みに変化してきたかなどを語りました。

 もう50年近くなると思いますが、保原町の旧小学校体育館でわらび座公演に取り組んだことを思い出します。町民の皆さんが座布団を抱えて、開会前から会場にやってきて、開会を待っていました。開幕のソーラン節は2人か3人の少人数でしたが、その迫力に目を見張る感動をしたことが今でもよみがえってきます。のんちゃんの家に泊まり込みでオルグに来ていたやっこちゃんは今、どうしているのかな?

f:id:abe-yumiko:20170831164930j:plain

f:id:abe-yumiko:20170901105643j:plain

 

青森県平川市のねぷた―各地区から駅前道路に勢ぞろいする見事なねぷた

f:id:abeyumiko:20170829204953j:plain

平川市で最も大きなねぷた。高さ11メーターあり、日本一、世界一大きなねぷたとのこと。裏側の絵は美しい女性の姿で、表と対照的でした。それにしても平川市のアップルランドまで保原駅から福島市で乗り換え、仙台市新青森弘前と4回の乗り換えで遠かった。

f:id:abeyumiko:20170829205819j:plain

両親が生きているうちに無実の守大助さん(北陵クリニック事件)を刑務所から救い出しましょう!

 8月27日(日)福島市アオウゼで「守大助さんを救う集会」「守大助さんを守る福島・伊達の会」総会が開かれました。テレビニュースで、センセーショナルに患者に筋弛緩剤を投与、数名が死亡と報道され、てっきり守大助さんが犯人にされ、「どうして、結婚前の若者が何人も人を殺すなんてことをやるのだろう」と理解ができないでいながら、報道を信じていました。しかし、これはおかしいことだらけ、内容を知るにつけ、その背景が見えてきました。

 事件の背景となった北陵クリニックという病院がどんな病院かがわかると「なるほど」とうなづける内容です。集会では大助さんのご両親と大助さんと一緒に仕事をしていた元同僚の篠原幸子さんが話をされました。篠原さんが事情聴取された調書が話した通りではなく、捻じ曲げられていたことなど、貴重な話を聞くことができました。北陵クリニックは事件とされ、守さんが犯人とされることによって結果的に足利銀行から借りた13億円の借金は返済無しとなりました。医学的にも、筋弛緩剤で殺人などあり得ないことがいろいろなことから証明されることなのに、守大助さんは29歳で牢にとらわれ、41歳を迎えました。無実の守さんを牢から早く出してやりたい。力を合わせましょう。当日、開会前に吉田さんがサキスフオンでオーバーザレンボウ、見上げてごらんを吹きました。胸にしみいる音色でした。

f:id:abeyumiko:20170829203851j:plain

f:id:abeyumiko:20170829203959j:plain

 

 

 

東北から高橋ちづ子衆議院議員とふなやま由美比例候補二人の当選を!後援会活動を楽しく、元気に進めましょう

 8月25、26日の二日間、青森県南田温泉で「日本共産党後援会東北ブロック交流・決起集会」が開かれました。昨年の参議院選挙では野党共闘で東北ブロックでは5議席獲得で大きな前進を勝ち取り、いわぶち友参議院議員を誕生させました。その後、都議会選挙では都民ファーストの大風にも負けず、日本共産党は17から2議席増やして19議席を獲得し前進し、続く、仙台市長選挙では市民と野党が共闘し、自公支持候補との激戦を制し郡和子氏初当選で勝利しました。

 暮らしも平和も壊す安倍暴走政治を変える確かな力、日本共産党への大きな期待が広がっている時、期待に応えて奮闘しようと今日の情勢を学び、各地の取り組みを交流しました。「総選挙にこうして勝つ」と話された田熊和貴中央委員会選対局員の話は今、どのような構えで、何を重視することが大切かがよくわかり、目から鱗の話でした。各地の単位講演会や青年、女性、労働者などの分野別後援会など21人の発言は学ぶことがたくさんです。即実践です。

f:id:abeyumiko:20170829093541j:plain

f:id:abeyumiko:20170829093659j:plain

f:id:abeyumiko:20170829093756j:plain

まつろはぬ(服従しない)人々の歴史ある岩手県で第63回日本母親大会

 今年の第63回日本母親大会は8月19、20日と岩手県で開会されました。いのちを産み、育てる女性たちが全国各地の闘い、取り組みを交流し、それぞれのベテラン講師から学ぶことができる連帯と学びの場です。

 私は「登校拒否・不登校・ひきこもり」の分科会に参加しました。

 ひきこもりのきっかけが半数を超えて不登校をひきづり、長期化、高齢化が進んでいて、不登校の子どもたちへの支援がひきこもり解決にもつながることや、何らかのいじめ経験が不登校につながっている例があることなど教育全体の問題が重要なことも話されました。

 東日本大震災ではひきこもっていた息子がいったん外に出ようとしたけれど、家に戻り、何度も避難を呼びかけた母親と一緒に津波に流されてしまったつらい話や父母会発足30年の岩手県の取り組みや埼玉県の取り組みなどそれぞれが体験していることなどを出し合い、涙ながらの語り合いもあり、4つの申し合わせ事項を確認しました。

◆親の想いの押し付けをやめ、子どもの気持ちに寄り添って、伴奏しましょう。

◆親が悩みを出し合い、支えあえる仲間、親の会をつくりましょう。

◆子どもや若者が認められ、安心していられる居場所をつくりましょう。

◆当事者や親の現状を学校、行政に伝え、公的援助を求めていきましょう。

 

f:id:abeyumiko:20170822114433j:plain