あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

歴史に学び、悲惨な戦争を繰り返さない、子や孫に平和を手渡す大人の責任 

 39度を超す日本一暑い夏を迎えました。8月は6日の広島、9日の長崎の原爆記念日、15日の終戦記念日を迎えます。戦後70年にして、日本はまた、アメリカと一緒に戦争する国になることを許すかどうかの大きな転換点を迎えました。

 第二次世界大戦の時に日本の同盟国であったドイツの元大統領ワインゼッカーが戦後40年の記念式典で「過去に目を閉ざす者は現在も盲目になる」と語った演説が思い出されます。

ナチス・ドイツによる犯罪を「ドイツ人全員が負う責任」だと強調し、歴史を直視するよう国民に促した言葉です。日本人3百万人、アジアの人々2千万人の尊い命が犠牲になった悲惨な歴史を繰り返してはなりません。そのためにも何があったのか正しく歴史を学ばなければならないと思います。総務常任委員会の視察の時に自民党県議と大論争になりました。第2次世界大戦はアジアの植民地支配からの解放戦争だったなどと歴史の事実をすり替えることを許してはならないと思いました。