6月17日(土)福島県農業総合センターで米作り・米流通を考えるシンポジュウムが開かれました。2018年から国による生産数量目標配分がなくなります。今後、どう米を作り、同販売していくかを考えました。
福島県農民連会長根本敬さんがコーデネーターを務め、最初に篠山義夫全国農民連議長が話をしました。今話題の「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っている」文書の実在が認められた加計学院問題にみられる政策の進め方については農林分野も同じだという話は大変納得がいきました。いつの間にか決められてしまった「種子法」もこれで一儲けしようと考えた人たちの”やから”が進めてきた。-なるほどです。農民のための、国民のための政策論議こそ必要です。国民の主食である米が危ない、この制度が復活したら、一息も二息もつける。
米の卸、コメの加工業者の中村信次さん、株式会社開成の代表取締役遠藤忠宏さんがみづから取り組んでいる農業生産法人の具体的な話をされました。地域資源を活用して循環させていくよく考えた実践だと感心しました。