あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

牧草地のミネラルバランスの回復を、死亡牛多発はマグネシウム欠乏の土壌の状況の影響があるのでは?

 7月29日(土)佐藤きよじ伊達市議と相馬市の村松牧場に伺いました。東京農大の信岡教授と懇談することができました。定期的に学生さんを伴って、牧場の土壌採取を行い、牛の死亡牛多発の原因と対応について調査し、農家を励ましています。除染やカリ散布でミネラルバランスを崩してしまった土壌をどのように回復させるのか、マグネシウムとカルシウム、苦土石灰を散布しています。苦土石灰の散布は県の営農再開支援事業の牧草の品質生産性回復対策事業が活用できます。K牧場の土壌はさほどカリが高くはないのになぜ死亡牛が最も多いのか、どこが問題なのかがわからなかったが、今回の結果を見るとマグネシウムが非常に少ない、ここが問題なのではないかと推測される。土壌も粘土質ではなく真砂土でマグネシウムをとらえておくことができないのではないかという推測でした。

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