9月16日(土)川俣町農村広場の山木屋仮設を訪問しました。山木屋仮設は200棟に380人が入居していましたが、今残っているのは30世帯です。その日も引っ越し作業が見られました。他町に家を作って山木屋には戻らない人などそれぞれの道を選択しています。山木屋に戻っても、高齢者がほとんど、周りもほとんどが帰らない所でたった一人で暮らすのはさみしくてたまらないと嘆く人など復興への道はまだ先が見えません。
山木屋に「とんやの里」が開所しましたが、高齢者はそこまで買い物に行く足がない。幸いに車で御用聞きに来てくれるところがあり、それを待っている。比較的、放射能を心配せずに作れる花の生産などが始まったけれど、勝手のように農作物を作ることもできず、6年も作らないでいたので、年を取ってしまうと作ろうという意欲もなくなってしまう。「山木屋の未来を考える会」などをつくって、みんなでああでもない、こうでもない、あんなことはどうだろうと語り合ってみるのも必要ではなど、懇談を行いました。