11日(火)、12日(水)泊りがけで南相馬市議会選挙の応援に行きました。荒木千恵子さんのところは自宅のすぐそばまで津波が来ました。事務所に応援に来ている近所の方の中には、娘さんと奥さんを畑で津波に流されてしまった方や、建てて間もない家が津波で襲われて、住めなくなってしまった方など、津波や原発事故の被害にあった方達です。復旧支援に来られていた京都や埼玉、愛媛県からも、その時の縁で選挙の応援に来られていました。夜はその方達と一緒に荒木宅に泊めてもらいました。
渡部寛一さんのところは全町避難で県内はもとより、県外も含めて、それぞれのところに避難をしています。有権者がどこにいるか探すことから始まった選挙です。仮設住宅でのハンドマイク宣伝などを行いましたが、仮設の集会所では集まっているおばちゃんたちが「寛ちゃんが出している「なじょしてる」いつも楽しみに読んでいるよ。全部取ってあるよ。ずいぶん分厚くなっている。」と日ごろからの期待が寄せられました。これからどうしたらいいのか、不安も一緒です。これからのこといろいろ考えても、東京電力にも、国にもハッキリものが言える議員を選ばなければならないことなどを語り合いました。