9月5日(火)から7日(木)まで県議会農林水産常任委員会県外調査が行われました。5日は高知県佐川町の自伐型林業を視察。自伐型林業とは●皆伐をせずに間伐を繰り返す、超長伐期施業で、●高性能機械を導入するよりも、雇用を生み出すことができるとされています。●大型の高性能機械は導入せず、設備投資とランニングコストを抑えることで、参入障壁を下げつつ収入を増やす。●高密度に作業道を施設し(300M/ha.)、車両による搬出間伐を基本とする。作業道はできるだけ、切土高を1.4M以内に収め、道幅も作業車輌に必要な幅にして、山に優しく災害に強い道づくりを基本とするとされています。
佐川町の地方創生(総合戦略)の一環として取り組まれています。豊かにある資源をどう生かし、雇用につなげ、地域の活力を生み出していけばいいのか、今、どこにでも問われる問題だと思いますが、新しい若い町長誕生後、取り組みが始まったところという印象を受けました。何とかしていきたいという熱意は伝わってきました。今後の経過を期待したいと思います。
森林全体の樹種別色分け図や段採図を作り、どこから進めるかなどの検討を行っていました。