あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

闘ってこそ道は開けるー富成地区ADR(裁判外紛争解決手続き)和解案一部受諾、分断許さぬ引き続く運動を

 4月9日、東電は伊達市保原町富沢地区(920人)のADR(裁判に関する仲介を行う国の機関)の和解案受諾を表明しました。霊山小国地区に続く2例目の大きな成果です。しかし、高成田地区は拒否するなど分断が続いています。

 原発事故で一部が特定避難勧奨地点に指定された伊達市保原町富成(富沢、高成田)地区の住民324世帯、1171人が「ふるさと富成を守りたい」「東電に自分たちの想いを訴えたい」とADRの集団申し立てを行い、和解案が示されていました。

 東電は和解案受け入れを拒否し続ける中、日本共産党は国会、県議会、市町村議会が連携して質問で取り上げ、自治体としても東電、国に働きかけるよう求めてきました。ようやく変化が起きたのはADRに取り組んでいる役員さんたちの国会要請行動や3月8日に参議院予算委員会で行った岩渕友参議院議員が「東電は和解案の真摯な受け入れを誓っているのに拒否は許されない。直ちに受け入れよ」と求めた質問の直後です。世耕大臣も東電に改善指導を求め、今回の受諾につながりました。

 まだ、その他24件2万8千人の集団申し立ては拒否が続いています。続く成果につなぎましょう。

桜の花が満開の高校新入学おめでとう!挑戦なきところに成長なし、何事にもチャレンジ精神で

 4月8日(月)県立保原高校入学式が行われました。

 定時制課程13名(募集定員40名)全日制課程普通科4クラス138名(募集定員160名)商業科22名(募集定員40名)合計173名の新入生です。

 4月9日(火)は県立梁川高校の入学式が行われ、私は県議会議長代理で祝辞を代読しました。2クラス29名(募集定員40名)の新入生です。

 体育館に入場してくるひとりひとりの姿は、とてもういういしく、高校生活で大きな可能性を膨らませてほしい、友人や先生がたなど豊かな人間関係を築いて、成長してほしいと願わずにはいられません。

 県が発表した突然の県立高校の統廃合計画に同窓会の皆さんや学校関係者の皆さんなど、心配の声が上がっています。

 特に保原高校定時制がこれまで果たしてきた重要な役割を考えると、福島の中央高校に統合されてしまえば、この地域から通うことも難しくなるのではないか、働きながら学べる場所、不登校の子どもたちが学べる場所を残してほしいとの思いを強くしました。保原高校の商業化の廃止についてもよく考えなければならないと思います。

 教育本来の目的はどこにあるのか、高校入学と同時に自分の位置が決められてしまうようなことはやるべきではないと思います。ご一緒に考え、行動していきましょう。

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春を呼ぶ女性の集い、講演会ーー参議院選挙を勝ち抜いて、あべ県議から大橋さおりさんへのバトンタッチ達成へ

 4月7日(日)桑折町イコーゼを会場に大橋さおり・あべ裕美子を支えるだて女性の会主催の「春を呼ぶ講演会」が開かれました。さわやかな黄緑色の衣装を身にまとって登場したククイの皆さんのフラダンスでオープニング。大橋さおりさんの恩師でもある二瓶由美子前桜の聖母短期大学教授、福島大学非常勤講師が「生命・平和・人権」と題して講演を行いました。憲法9条と24条にこめられた歴史からの教訓と未来への希望を守り抜くために、今こそ人権について広く深く考えてみましょう。とのメッセージが熱く伝わってくる話でした。戦争の被害の歴史のみではなく、加害の歴史の事実をしっかり学び、そして沖縄の現実もよく見つめ、自民党、安倍政権が変えようとしている憲法の内容をより深めることができた講演会でした。9条と深く結びつく24条改悪の自民党の考え方は「家族の問題は家族だけで解決してね。国は保護しないよ」というものであり女性の人権を拡大してきた歴史の逆行です。もっと深めて学びたいと思いました。

 大橋さおりさんを県議会へ「だてのおなごの白波五人衆」の口上にやんやの拍手喝采。決起の集会となりました。

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万歳!和歌山西牟婁区高田よしかず候補当選!静岡市葵区鈴木せつ子候補当選!

  統一選挙前半戦の選挙結果が報道されました。応援に行った選挙区がどうなったか、結果をどきどきしながら待ちました。鈴木せつ子候補も激戦を勝ち抜いて当選、高田よしかず候補も接戦を制して当選。おもわず、やったーと夫と喜びました。

 今回の選挙の教訓を学び、後半戦に向けて、頑張るぞーと力をもらいました。

和歌山県白浜は菜の花や桜の花が咲き、春の季節の選挙戦、自民党の2議席独占を許すな!

 定数2を自民党公認2人と市民と野党の共同候補高田よしかず候補が争う激戦区です。私は政党カーからの訴えと集い、決起集会で訴えました。

 決起集会は市民連合主催です。市民連合わかやま共同代表堀内和歌山大学元副学長のあいさつがあり、元県議の連帯のあいさつがあり、フロアーからの発言の中で私と兵庫県南光町の山田元町長が応援に駆け付けている挨拶を行い、参加者全員で団結頑張ろうで締めくくられました。

 高田候補の選挙事務所は白浜駅を降りて、すぐ目の前にありました。パンダで有名な観光地です。政党カーが急な坂道を運行する場所もあります。南海トラフが心配される地域でもあります。勝ち抜いてほしい思いを込めて、「お米と選挙の表はとってみなければわかりません。最後まで頑張り抜いたところに勝利ありです。あとひとまわり、ひと回りと支持を広げて押し上げましょう。」と閉めました。

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 集い参加者の皆さんと

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 政党カーの中から、坂の先に太平洋の海が見えます。

 

憲法9条まもり、いのち、くらし第一の県政へ――日本共産党の躍進で希望を開きましょう!統一地方選挙が始まりました。

 3月29日(金)統一地方選挙がスタートしました。安倍政権の暴走政治に地方から審判を示す重要な選挙戦です。福島県議団も分担しながら応援に駆けつけています。

 私は静岡市葵区の鈴木せつ子候補の応援に行きました。定数5に6人が立候補、鈴木せつ子候補はこれまで5期20年市議会議員として暮らしの切実な声を届け、子どもの医療費無料を高校まで引き上げ、国保税を2年連続引き下げ、「国保のせつ子」と呼ばれている候補者です。決起集会後、保原町東和町など福島県出身の方4人と顔合わせ、奮闘を誓いました。

 翌日は汽車を乗り継いで和歌山県の白浜へ、西牟婁区高田よしかず候補応援に駆け付けました。定数2に3人の立候補、高田候補を社民党自由党が支持、市民連合わかやまが応援、市民と野党の共同候補、元県議です。

 核のゴミ施設建設問題やトバク場誘致問題もあります。「前回まで自民党。だが、今我慢できない」「希望ある政治に今回こそ高田さんを」と期待が広がっています。私は原発ゼロへ、福島県の現状を語り、なんとしても勝利をと街頭やつどい、決起集会で訴えました。どこの地域でも世直しで頑張っている人たちに元気をもらいました。連帯して勝ち抜きましょう!

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