あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

学びました。憲法は国民の暮らしを守るために、国に守らせるルール、憲法9条を守るだて女性の会春を呼ぶ講演会

 3月25日(土)憲法9条を守るだて女性の会恒例の憲法学習会が開かれ、平和な日本を未来に手渡すために、憲法を守り抜く決意の場となりました。

 宮城県白石市在住の遠藤さんご夫妻「ノースミント」によるオカリナ演奏とさわやかな歌声でオープニング。講演は「暮らしの中の憲法」と題してけやき法律事務所の若き弁護士長谷川啓さんが話をされました。

 〇自分らしく生きること。「個人」の尊重〇差別されない、法の下の平等、〇表現の自由生存権原発事故と憲法上の権利〇国民一人一人が主役〇平和の中で生きることなどについて、憲法のそもそもをわかりやすく学ぶことができました。

 現在の日本は憲法違反が多すぎる。国が守るべき憲法を守らず、憲法違反の現実を認めさせる憲法に変えようとしている。いま日本はせめぎあいです。長谷川弁護士は最後に述べました。

 憲法やそこに定められている権利、自由を意識しなくても暮らしていける社会であれば、きちんと憲法が機能しているといえる。しかし、現実は憲法にとっては危機的な状況。憲法は、国家権力が守るべきルールだが、国民自身も、憲法を理解し、それを実現できるよう日々、生活・行動する。私たち自身が憲法を守っていく。と結びました。

 「なぜ、弁護士になったのか」との質問に長谷川弁護士は「僕は中学校をほとんど行かず、通信高校から大学へ、そして弁護士になったのですが、色々な方に助けられてきた。助けを必要としている人の手助けができればと思った。」との話にも感銘を受けました。「憲法守るだて女性の会」の粘り強い取り組み、継続は力なりを実感しました。