「核戦争から子どもを守りましょう」と始まった母親大会、今年はいわき市で開かれ、650名の女性たちが参加し、平和な日本、国民一人一人が大切にされる日本を子どもたちに手渡すために、学び、語り合い、連帯を深めました。
第1回日本母親大会は亡き親大会ともいわれました。1円募金を集めて旅費をつくり、ようやく大会に間に合った炭鉱から参加したお母さんは赤ちゃんを背中に背負って、生活の苦しみなど涙ながらに語りました。会場から次々と発言の手をあげるお母さんたち。あれから女性たちは強く、成長してきました。しかし、まだまだです。
今年は日本婦人団体連合会会長の柴田真佐子さんが「女性が輝く社会をめざして」と題して講演しました。日本の男女平等度は世界144か国中111位、前年の145か国中101位よりさらに後退しています。女性差別などの是正で国連から51項目の勧告を受けています。平和な社会にするために、安倍政権の憲法改悪との闘い、原発再稼働を許さないために語り合いました。分科会は「うたごえは平和の力」に参加して、久しぶりに大きな声で歌いました。