あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

保原高校の商業科、定時制の存続を求める要望書を保原高校同窓会代表が県教育長に提出

 5月24日(金)保原高校同窓会代表が保原高校の商業科、定時制の存続を求める要望書を県教育長へ提出しました。合わせて、保原高校からも大学に進学をめざせるように保原高校を進学指導重点校にしてほしいとの三つの要望です。伊達市伊達郡選出県議、自民党の佐々木彰県議、県民連合の亀岡義尚県議、日本共産党の私阿部裕美子の三人が同席しました。

 福島県教育委員会が県立高校改革案を2月に発表してから、高校存続の要望が県内各地から出されています。県の計画は1.今後5年間で25校の県立高校を13校に統廃合し、2.県立高校を「特色化」という名で6つの学校群に序列化するものです。

 ①保原高校商業科は地元の信金、農協、中小企業等に即戦力として受け入れられ、地元にとっては欠かせない存在であり、地元高校に商業化を存続してほしい。

 ②県北地区にも保原高校を進学指導重点校としてほしい。

 ③保原高校の定時制を存続してほしい。昼働かなければならない事情、昼の高校に行けない事情など、様々な事情があっても、学べる環境を保障してほしい。福島市まで通わなければならないことになればあきらめてしまう人も出てしまうでしょう。しかも、福島市の中央高校と一緒になれば、夜間ではなく夕方から始まる夕間高校になります。小学校や中学校で学校に行けなかった子どもさんが定時制に通って、無遅刻、無欠席で卒業した生徒さんもいます。保原高校の定時制は貴重な役割を果たしてきました。教育の機会均等の観点からぜひ存続をの声を広げましょう。

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