11月29日(金)羽田空港から沖縄に向かう飛行機に乗り、空の上にいました。県議会選挙が終わったら、気になっていた孫に会いに行こうと思っていました。私の席の斜め向かいにジャーナリストの伊藤千尋さんが乗っていて、音楽を聴きながら、パソコンで文章を書いていました。富士国際旅行社が創立55周年記念イベントを那覇市の琉球新報ホールで行うので、ついでに参加できるようにそれに合わせて沖縄行きを決めました。
第一部は軍隊を捨てた国、コスタリカのロベルト・サモラ弁護士の講演会です。
世界で軍隊を持たない憲法を持っている国は日本とコスタリカです。2004年8月、「反核医師・医学者の会コスタリカツアー」に夫婦で同行する機会がありました。
そのコスタリカがアメリカのイラク戦争を支持した時に、「憲法に違反する」と当時大学3年生であったサモラさんが大統領を憲法違反と訴える「憲法訴訟」を起こし、勝訴しました。コスタリカはイラク戦争支持を撤回しました。サモラさんはその時の思いなどを語り、最後に、国と国が敵をつくらず、仲良くしていくことが平和を築く道だと語りました。すごく「まとも」だと感じました。今の日本の政治は首相自らが平気でうそをつくなどがあまりにもまともでないことと比べると、安倍政権を変えなければならないとの思いが一層強くなります。
第二部は私が大フアンのニュースペーパーの中心だった松本ヒロさんのお笑いライブ、笑いと涙の一人芝居、最後の「憲法9条」で締めくくり、最高の舞台でした。
特別ゲストの伊藤千尋さん、映画「ザ・おもいやり」のリラン・バクレー監督の話など平和を考えるツアー参加でした。